自家用電気工作物設置者の方へ

安心のベストパートナーとして

 電気は、その利便性及びクリーンなことなどから、現代の社会生活、産業活動に深く浸透し幅広く利用されており、そして今日では一時でも 途切れることの許されない社会構造となっています。

 一方、電気は、その取り扱いを一歩誤ると、感電死傷、漏電火災などの事故を起こす危険性をはらんでいます。

 したがって、電力供給の安定はもとより、電気工作物の信頼性及び安全性を確保して、人身災害などの事故を未然に防ぐ管理が必要とされています。 その保安管理は、施設の設置者が自己管理で行うことが原則とされていますが、専門の知識や技術を持った電気主任技術者を選任し、その業務にあたらせるよう電気事業法第43条に定められています。

 しかし、設置者が専任の電気主任技術者を雇用することは、コストの問題があるため、高圧事業所について、一定の要件を満たす電気管理技術者が委託を受けて、 複数の事業所の保安管理業務を行うことが電気事業法施行規則で認められています。

 一般社団法人九州電気管理技術者協会は、このような制度のもとで業務を行う電気管理技術者の団体です。自家用電気工作物(7,000V以下で受電する 需要設備及び1,000kW未満の発電設備。太陽電池発電所については2,000kW以下)の保安業務を受託しています。また、協会に所属する会員は、電気設備の保守管理に必要な国家資格と豊富な技術を有する電気管理技術者です。

 一般社団法人九州電気管理技術者協会の会員は、高度な知識や技術、 経験をいかし、お客様のベストパートナーとして、電気設備の安全、ひいては暮らしや社会の安全、安心を常に見守って幅広く社会に貢献していきます。

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